ソロビール工場見学①〜合計1名様の席札〜
綿密なスケジューリングの結果、最初に訪れるのはアサヒビール北海道工場。
札幌から約25分ほどの距離にある、南郷七丁目とちう最寄駅から歩いて10分ほど。
おおお、テンションが上がる…
そして天候に恵まれていたので、青空が何とも美しい。
入り口を入ると、クリスマスの時期だったこともあり可愛らしい装飾が施された壁がお出迎え。
缶だけで作るクリスマスツリー、可愛いな。
私も来年家で作ろうかな、ビール缶だけのクリスマスツリー。
色んなメーカーのを組み合わせれば、赤とか緑とか、茶色の缶もあるしなかなかオリジナリティ溢れるクリスマスツリーができそうだ…。
まだコロナ前だったので、中国人の家族がたくさんいたり、残りはほとんどカップルだった。
ソロはわたしだけ。
まあ、そりゃそうか。笑
全員揃ったところで、いよいよ案内スタート。
ビール工場あるある、麦芽を味見させられ、ホップの匂いを嗅がされる。
でも地味にこの麦芽がビールのつまみになるんだよなあ、さすが原材料。
最後の試飲タイムになるまで手で握っていたいところだが、さすがに衛生的に不安だし手汗で麦芽が湿りそうなので、早々に食べ尽くす。
ああ…麦芽を食べただけでもビールをほんのり感じる…気がする………
色々な工程を見るのも楽しい。
でも土日に行ってしまうと大半の工場はラインがストップしているので、ガンガンに動いている工場を見たい人は圧倒的に平日がオススメ。
検査とかでNGで、はじかれちゃってる缶ビールとか見ると、あの子はどうなるんだろう…捨てられるのかな…とか思ってしまう。
捨てるくらいなら飲ませて欲しい。
量が少なかろうが缶に損傷があろうが、中身のビールに毒が入っていない限り、それは正真正銘ビールである。
試飲ブースで無料提供とかしてくれないかな…捨てるくらいなら本当に勿体無いので何とかして欲しい。(切実)
まあ、従業員の人のボーナスになるとかであれば、話は別だけどね。
そして、工場見学の最後に歴代の缶とか同社製品とか置いてあるのも、お決まりのパターン。
ふむふむ、アマノフーズってアサヒだったのか……。
と、そんなこんなでやっと!!!!
お待ちかねの!!!!
試飲タイム!!!!!!!
ビール工場見学といったら、やはりこれがメインですよね。
きめ細やかな泡を作り出してくれるお姉様…
見ているだけで美味しそうな泡……。
そして、しっかりと座席が指定されており、おつまみのなだ万のクリームチーズ おかきが置かれている。
これがまた、最高にビールに合うのだ。絶品。
こうやって改めて席札に1名様と書かれ、周りは感想をワイワイ話しながら席についている姿を見ると、少し浮いているのかなと数秒思う。
でも、ビールを一口飲めばそんな小さな考えは吹っ飛び、目の前のビールに全集中。
そして、周りの人も、
「ねえ、あの人1人で来てるよ…コソコソ」
なんて言われることはないし、ソロのシチュエーションで冷ややかな目で見られたことは、正直一度もない。
みんな意外と、周りのことなんて気にしていないのである。
私も、この日にどんな人達が何組いたかなんて、全く覚えていない。
インパクトのある人ならまだしも、所詮他人は他人、自分のこと以外の記憶なんて曖昧だ。
ふむふむ、試飲の種類は3種類…
もちろん、全部いただくに決まっていますよ!!!
これは三杯目の琥珀の時間。
色味ほど味は濃くなく、案外飲みやすい印象。
他の工場だと、試飲は2杯ってところも多いけどアサヒは3杯だからかなり嬉しい。
見学内容と説明もとても良かったので、かなりオススメ度は高めのビール工場である。
ちなみに、試飲ホールの全景はこんな感じ。
さて、試飲タイムも終わり最初の入り口に戻って、ささっとショップコーナーを散策。
もちろん、さきほどのおつまみで提供されていたなだ万のクリームチーズ おかきは購入。
アサヒビールの戦略の思う壺である。
でも本当に美味しいから買う。
あとは…
ミニビール樽に入ったビールケーキも美味しそうだな、買っておこう。
後日談:このビールケーキめちゃくちゃビールの味して美味しかった。ビール系のお菓子で美味しいのはかなり珍しい。
(だいたいのビール入りお菓子は不味い)
よし、3杯ビールを飲んだところで、やっとエンジンスタート。
次の工場へ向かおう。
ビール飲みながら移動しちゃおっかな!!
ビールで乾杯!!!!
#ソロ活女子